金属バネを製造するコイリングマシンの最も重要な部品です。ポイントや突当てと呼ばれることもあります。 線材をコイリングピンに押し付けて、曲げ加工（塑性加工）を施すことで、バネ形状(コイル）となります。
従来のコイリングピンは超硬素材を使用しています。当社では製造時における線材料とコイリングピン間の荷重が引き起こす様々な問題を解消する為、ダイヤモンドを用いたコイリングピンの製品化に成功し、世界で唯一製造、販売しています。
その特徴とは、言うまでもなく長寿命であることですが、その他にも様々な長所が挙げられます。ダイヤモンドの低摩擦係数により潤滑性が高い為、従来の超硬コイリングピンで発生していた金属の焼き付け及びツールマークによる傷等の問題が発生しません。 この特性により、ダイヤモンドコイリングピンを使えばバネ形状の安定化及び製品精度の向上を実現し、信頼性の高いバネ製造が可能になります。
さらに、高強度のステンレス鋼線などでは、線材料の表面に潤滑性液の湿布が必要となりますが、その濃度や湿布状態でコイリング性のバラつきが発生します。
当社のダイヤモンド・コイリングピンではこのような不具合が発生しません。
あらゆるタイプのコイリングマシン用の製作可能です。
貴社の仕様に沿った形状に製作いたします。
当社のダイヤモンド研磨技術による、溝内側の鏡面仕上げ
